Floatiaにおける“ものづくり”の考え方

Floatia Designsの製品は特別な機材でも高級品でもありません。

もちろんたった一人で設計から製造まで行っているハンドメイドなので、価格は世間のマスプロダクトと比べるとほんの少し高めの設定に感じるかもしれません。

ただ一貫して言えるのは、楽器と同じように音楽を生み出すツールとしてクリアしなければならないクオリティを守り、よりそのサウンドが良質なものになるように…と考えながら回路設計・部品選定し、飽くまでもそういった“ごく普通”の理念で製作されています。

近年プロオーディオの市場を見渡すと、高級なパーツを使っていることを宣伝文句にしたり、いわゆる名機のエミュレーションやコピーだけに傾倒した製品を多く見かけます。また状態が悪くジャンク同然の古い機材を“ヴィンテージ”と呼び高額で販売されていることもあります。

さらに特定のブランドの神格化が進むことでエンドユーザーや販売者もそれに感化されてしまい、事実とはかけはなれた情報や価値観が蔓延しており、本当に優れたツールがミュージシャンやエンジニアの手元に届いていないという事実もあります。

Floatia Designsはそういった“売り手の都合によって作られたイメージ商品”は一切作りません。それらとは真逆のスタンスである、純粋に音楽を磨き上げるツールとして、ひとつずつの製品を作っています。

もし、そんな“ごく普通の道具”が市販の製品と比べて「これ、良いかもしれない」とあなたが感じたのならば、きっと答えはそこにあるはずです。