2017年10月8日日曜日

Neveリビルドと在庫整理

1年近く延期になっていました移転を今月行うことになりました。
そんな訳で、在庫品の機材をセール価格にしましたので、是非この機にご利用ください。


あともうひとつ、ちょうどNeve1272のエントリを書いた直後に部品が幾つか出てきたので、Neveリビルドのマイクプリアンプが作れます。


ヴィンテージのBA283(もちろんリキャップ済)+ St.Ives L10468VTB1148です。アウトプットは本来ならばLO1166が使いたかったですが、既に在庫がないのでエージング処理をしたVTB1148で代用します。

1Uケースに入れて価格は¥150,000〜といったところですが、オールドのNeveサウンドが欲しい!という方はどうでしょうか。クローンものより断然良い音がしますよ!

2017年9月25日月曜日

Neve 1272 Racked by Brent Averill

奥がLO1166/10468 手前がBA283


NeveのノックダウンものではメジャーになりましたNeve1272です。

こちらも元々はコンソールのラインアンプですが、中身はBA283アンプカードにMarinair/St.Ivesの入出力トランス(10468+LO1166)を組み合わせたものです。つまりNeve1073/1066などのチャンネルストリップのヘッドアンプ部分を取り出したものとほぼ同じものになります。

元々ライン・アンプであるものをヘッドアンプとして…というのはNeve3415と共通ですね。今回の個体はBrent Averillでラッキングされたものです。

Brent Averill氏は現在はBAEという会社を立ち上げ、Neveクローンを製造・販売していますが、元々はNeveオフィシャルのライセンスを受けて修理や改造をしており、このラッキングされたNeve1272もその時代のものです。


NEVE 1272 と表記されているのでオリジナルモジュールです


モジュールが枯渇した後はBAEでクローンのモジュールを作るようになり、オリジナルのNeveモジュールは使われていません。製造時期はフロントパネルの文字で判別することが可能です。MADE FROM NEVE 1272 MODULEと印字されていれば初期型でNeveオリジナルモジュールが使われている時期です。MADE FROM 1272 MODULEと印字されている時期はリプロダクトされたクローンモジュールです。

Neve1073に代表されるチャンネルストリップ型のモジュールはもうだいぶ昔から高騰しましたので、「ヘッドアンプだけでも同じ音で…」という人が増え、こちらの1272が用いられることが多くなりましたが、いまとなっては代用の1272でさえ枯渇し倍近く高騰。もはや市場にNeveオリジナルモジュールが出てくることも少なくなりました。


BA283、St.Ives製トランスを含めアウトプットトランス以外はまだ当方でもストック部品がありますので、Neveの音がするHAが欲しい…!という方は是非お問い合わせして頂ければと思います。

2017年7月25日火曜日

コントラバス対応 Sapphire 新モデル

更新少なかったですが、新製品のご紹介です。

少しサイズは大きくなりました

好評頂いております、Sapphire BassPreampのカスタムバージョンであるSapphire Acousticです。Acousticの文字通り、このモデルはアコースティック・ベース(コントラバス)向けのカスタムモデルとなります。

大まなかな仕様について説明すると入力がA、Bと2系統あり、ここにはアコースティック用ピックアップを接続します。SapphireオリジナルのJ-FETヘッドアンプも2基備えていますから、微細なピックアップの信号をここでゲインアップできます。

そしてその増幅した2つの信号をミックス。ブレンダーでその混ぜる比率もコントロールできます。その後ミックスされた音は3バンド・イコライザーを通り、電流増幅されたアウトプットアンプを通して出力されます…。

つまりは、Sapphireのポテンシャルはそのままに、2つの入力信号をミックスして出力できるカスタム・モデルということですね。SapphireのヘッドアンプはJ-FETを使ったハイ・インピーダンスに最適な入力構造ですので、元々ピエゾ・ピックアップなどと相性が良いのです。


オプション部分。通常はフォーン*2入力仕様です

更に今回のユーザー様に納品したモデルはカスタムの更にカスタム仕様…でして、2つある入力の片方をXLRマイク入力へ変更、更には+48Vファンタム電源の供給も可能にして欲しい…という依頼でした。ピエゾ素子ではなくコンデンサー・マイクロフォンを接続するためのものですね。

つまり片方の入力chをマイクプリアンプ化にするということです。筐体や電源の制約もある中で非常に難しいカスタムだったのですが、何とかプロオーディオで培った知恵を振り絞って実現可能となりました。(マイクロフォン入力のオプションは要チャージですのでご相談ください)

価格はtax込みで¥59,400〜とさせて頂きます。納期は1month。
その他オプション仕様はお問い合わせください。
飽くまでもレギュラーではなくカスタムのモデルですので、筐体ケースにも限りがあります。興味がある方はお早めに!

2017年7月24日月曜日

パワーサプライユニットの製作




このようなタイプのパワーサプライユニット(PSU)を製作することが可能です。

主にプロオーディオのマイクプリアンプや真空管マイクロフォンではこのように電源が別にユニットになっている場合が多いのですが、PSU自体が故障してしまったり、並行輸入品でPSUだけ修理できなかったりする方も多いようです。Floatia Designsではそういった機材の互換用PSUだけを製作できます。

今までに作った例としては、オールドNeve、BAE、Sheps、Chandler Limited、Neummanマイク用、Mark Levinsonなどなど…。

DC供給するタイプなら、電圧とコネクタのピン配置が分かれば大抵のものは製作できます。電源のグレードも安価なスイッチング・タイプから高品位なトロイダルトランスを使用したリニア・レギュレータまで仕様を選ぶことができます。

DC接続用のケーブルは基本4pinのNeutrik XLRコネクタでケーブルを作ります。
その他特殊なものも対応いたします。

お気軽にお問い合わせください。

2017年6月7日水曜日

臼井ミトン氏のレコーディング in USA

臼井ミトン氏が先月末からアメリカに渡り、レコーディングをした様子がブログにまとめられています。


にしても、すごいミュージシャンの顔ぶれですね。前作でも参加しているウィル・リーをはじめリック・マロッタ、デヴィッド・スピノザとレジェンド級のミュージシャンと一緒にベーシック・トラックをレコーディングされたとのこと!そしてそのRecにうちでラッキングした機材も使って頂きましたよ。感無量ですね。

今後は日本で他のトラックのダビングやmix作業をすすめていくとのこと。完成が楽しみですね。

2017年5月18日木曜日

Quad Eight MP404 Traveler

非常にコンパクトになりました

QuadEightのMP404モジュールを持ち運び易いモバイル・ケースにノックダウンしました。

MP404モジュールについてはコチラを参考にして頂くとして。

オーナーの臼井ミトン氏の「海外や遠征先でも大荷物にならないで気軽に運べる状態にしたい。そしてなるべく小さく&軽く」という要望により2Uの大型ケースからMP404を新しい筐体へ移植することとなりました。旅先にに持っていける“トラベラー”仕様をご所望とのこと。

まず本体を小さくするので、電源は外部PSUから供給する方式に。PSU自体もスイッチング電源を使ってなるべく軽量化を図りました。

一番厄介だったのが、このMP404本体は出力がアンバランスなので、出力をバランスにするにはライントランスをかます必要性があります。いままでは容量に余裕のある2Uケースだったので中に大型のライントランスが余裕で入っていたのですが…。


しかし、トランスという部品はサイズも大きいうえに4つも取り付けなければいけません。あまり奥行きを増やすと今度は筐体を小さくした意味が薄れてしまう…。なのでEdcorの一番小さいサイズのトランスを横向きに4chぶん並べることに。結局ギリギリで収まりました。(本当にギリギリ!)



モバイルケースなのでサイドにはバンドの取っ手もついており、持ち運びやすくなりました。
この大きさの4chディスクリートマイクプリって、たぶん世間にはないと思います。
月末からアメリカで活躍されるようです!

2017年5月3日水曜日

FETD-02 Sapphire AquaBlue



最近好評を頂いているFETD-02 SapphireAquaBlue限定仕様が完成しました。

中身は従来のSapphireと同じですが、筐体がハンマートーン仕上げというちょっとお洒落な仕様になっています。ハンマートーンは塗料を揮発させてランダムな模様を生じさせる塗装方法です。表面はゆるやかに凹凸しており、光の当たり方で様々な色味に見えます。

5月限定でオーダーを受け付けます。
価格は通常のSapphireと同じ¥37,800で、オプションを追加することも可能です。

よろしくお願い致します。